源 吉兆庵
企画展・イベント
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2017.04.03
【岡山・吉兆庵美術館】「没後50年記念 金重陶陽と備前焼作家たち」
会  場:岡山・吉兆庵美術館
会  期:平成29年4月8日(土)〜平成29年8月13日(日)
休館日:4月17日(月)、5月1日(月)、15日、6月5日(月)、19日(月)、7月3日(月)、8月7日
時  間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
 備前焼の陶芸家として初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された金重陶陽。備前焼に細工を施した細工物の名手として活躍を極めながらも一転、備前焼本来の土味の魅力を秘めた桃山風備前の再興に尽力し、備前焼の可能性を広げました。
 また、後世への指導にも寄与し、数々の有能な備前焼作家も育てています。

 金重陶陽 没後50年となる今年、吉兆庵美術館所蔵の秀作を展示し、様々に転換していった作品の紹介や交友関係、そして、陶陽を取り巻く備前焼作家の作品など約70点をご紹介いたします。


◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・金重陶陽について・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇・◇

 備前焼窯元六姓の一つ金重家の分家・金重楳陽(本名・槇三郎)の長男として生まれた金重陶陽(本名・勇)は、22、3歳のころにはすでに代表する細工物(備前の土に細工を施した動物などの造形物)の陶工になりました。
 34、5歳のころになると、細工物に限界を感じた陶陽は、ロクロによる桃山風陶器の制作へと方向転換し、大変な苦労の結果、桃山風備前の復興に成功します。
また、昭和27年(1952)56歳を迎えると、偉大な芸術家である北大路魯山人とイサム=ノグチが訪れ作陶するのを見ると、タタラ作りによる食器や、造形性の強い花器などへも作域を広げます。
このような功績によって、昭和31年(1956)、備前焼で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されます。
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写真上:金重陶陽「備前牡丹獅子香炉」

写真下段左:金重陶陽「彩色備前獅子香合」

写真下段中央:金重陶陽「備前菱口耳付花入」

写真下段右:金重陶陽「備前食籠」

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