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2018.09.12
【鎌倉・吉兆庵美術館】備前焼の魅力
企画展:「備前焼の魅力」
―桃山時代から金重陶陽、北大路魯山人などの近代作家まで―
会  期:平成30年9月29日(土)〜平成31年1月13日(日)
休館日:10月1日(月)、15日(月)、11月5日(月)、19日(月)、12月3日(月)、17日(月)、29日(土)〜1月3日(木)、7日(月)
時  間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
 備前焼は、信楽焼や常滑焼などと並ぶ、「六古窯」の一つに数えられます。平安時代末期から岡山県備前市伊部村で焼かれ始め、現在もこの地域で800年もの歴史が息づいています。中世には水甕や擂鉢(すりばち)として発展し、室町から桃山時代には茶陶として全盛期を迎えます。江戸時代には細かい細工を施した細工物が作られますが、有田焼や磁器などの色鮮やかな陶磁器が生産され、備前焼の人気に陰りを見せます。しかし、明治時代になると金重陶陽によって、桃山時代の土味や窯変に倣った備前が焼かれ、本来の姿を取り戻します。また、北大路魯山人も金重陶陽や藤原啓らの協力で備前を手掛け、その魅力の虜となります。
 今回は、備前焼の歴史をたどりながら、近代の陶芸家たちによってその魅力を再認識された備前焼をご紹介いたします。


画像上)備前牡丹獅子香炉 金重陶陽

左下)古備前擂鉢 室町時代

中央下)備前菱口耳付花入 金重陶陽

右下)備前糸うり花入 北大路魯山人