軸紙本「卯月の頃」
上村松園

軸紙本「卯月の頃」上村松園

  • じくしほん「うげつのころ」
  • 縦459mm 横521mm
  • 大正時代

鶯の姿を目で追う美人。春の訪れを待っていたかのように微笑んでいます。着物に目を転ずれば、淡い紫と黄色のグラデーション。下から覗く赤い長襦袢は、松園が好んで描いた女性の若々しさを表すときに用いた技です。