真葛焼赤磁壷式花瓶
初代 宮川香山(真葛香山)

真葛焼赤磁壷式花瓶初代 宮川香山(真葛香山)

  • まくずやきせきじつぼしきかびん
  • 径300mm 高370mm
  • 明治時代

こちらの壷は上から内側を覗き込むと、外の白い肌の部分から光を通してしまうほど薄く軽量な作りとなっています。清朝に隆盛を極めた景徳鎮窯では、薄くて軽い磁器が作られ、この特徴を取り入れようと苦心した作品です。花瓶の中央部には龍が彫刻され、細かい毛並みや鱗に繊細な技巧が感じられます。