軸絹本「牡丹図」
北大路魯山人

軸絹本「牡丹図」北大路魯山人

  • じくけんぽん「ぼたんず」
  • 縦447mm 横560mm
  • 昭和17年頃

深みのある色彩と濃淡を駆使しながら、牡丹のふんわりとした様と複雑に重なりあう葉を描いています。右にある漢詩は13世紀の中国・南宋で活躍した石田法薫禅師の句を引用したものです。牡丹が一日真っ赤に咲けば、皆その美しさに酔いしれるといった意になっています。