掌に収まるほどの小さな箱はお菓子を入れる箱を意味する「ボンボニエール」と呼ばれています。ヨーロッパでは、慶事を記念して配布されることに倣い、明治中期以降、日本の皇室でも慶事の際に催された饗宴で配布されてきました。現代の皇室でもこの習慣は引き継がれています。数あるボンボニエールの中でも、近代に制作されたものには特に精緻な技術が窺え、ますます注目が高まっています。
入隅箱型鳥居杉木立文ボンボニエール
鷁首船形ボンボニエール
和船形ボンボニエール
丸型鳳凰文ボンボニエール
諫鼓形ボンボニエール
重箱と杯形ボンボニエール