【岡山・吉兆庵美術館】皇室ゆかりのボンボニエール -引き継がれた日本の美-2024年08月28日
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皇室ゆかりのボンボニエール -引き継がれた日本の美-
ヨーロッパで慶事の際に配られた伝統を持つ小さな菓子箱、ボンボニエール。日本では皇室が催す晩餐会の引出物として制作されてきました。その始まりは、明治27年に饗された明治天皇大婚25周年の祝典でした。洋装に身を包み、西洋風の格調高い祝宴を開いて、各国から来賓を招き、近代化を歩む日本の姿を示すことが目的でした。ここで600名を越える来賓客に、ボンボニエールが配られたのです。
明治という新しい時代を迎え、日本の文化継承を後回しにして、西洋化を図っていた時代。明治初期には廃仏毀釈や廃刀令の発令など、日本の文化が失われると同時に工芸職人たちは一斉に職を失っていました。皇室ではこうした背景を鑑み、日本の伝統技を守るため、小さな工芸細工に彼らの技術を光らせ、引き出物として仕立て上げたのです。
今回は、手のひらサイズに結集した伝統の技、ボンボニエールを初め、皇室のゆかりの銀製品や日本の伝統工芸をご覧いただきます。
注意事項:
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、下記の注意事項をご了承の上、ご来館いただけますようお願いします。
・発熱や咳の症状がある場合や、体調がすぐれない場合は入館をご遠慮ください。
(場合によっては、検温をさせていただくことがあります)
・展示室では、他の方と1m以上距離をとってご鑑賞ください。
・静かにご鑑賞ください。
・状況によっては、入館を制限させていただくことがございます。
当館スタッフはマスクを着用して対応いたしますので、あらかじめ、ご了承ください。
展覧会概要
会場 | 岡山・吉兆庵美術館 |
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会期 | 令和6年9月12日(木)~ 12月15日(日) ※状況によりましては会期が変更になる可能性もございます。 ご来館の際はHPをご確認くださいますようお願い申し上げます。 |
休館日 | 10月7日(月)、21日(月)、11月18日(月)、12月2日(月) |
時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
ギャラリートーク | 令和6年10月4日(土) ※午後2時から(約20分~30分) 2階展示室にお集まりください。 |
入館料 | 大人・高校生600円、小・中学生300円、65歳以上480円 |