【鎌倉・吉兆庵美術館】備前焼の人間国宝展 -金重陶陽を中心に- 2024年10月02日

備前焼の人間国宝展 -金重陶陽を中心に-

備前菱口耳付花入 金重陶陽


 “土と炎の芸術”として知られる備前焼。備前(岡山県)には、現代でも多くの新進気鋭の陶工たちがしのぎを削る中、最初にその技術を文化財として(いわゆる人間国宝に)指定されたのは1956(昭和31)年の金重陶陽でした。これは、1955年に重要無形文化財保持者が初めて発表された翌年のことでした。その後、備前焼では藤原啓、山本陶秀、藤原雄、伊勢﨑淳と、合計5名の人間国宝が誕生し、陶芸界においては、色絵磁器と並んで最も多い人数を数えます。
 今回は、吉兆庵美術館が誇る備前焼のコレクションの中から、備前焼界を牽引した金重陶陽の歩みと陶芸品を中心にご覧いただきます。そして、陶陽の薫陶を受け、人間国宝に輝いた藤原啓など、他4名の人間国宝もご紹介いたします。



注意事項:
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、下記の注意事項をご了承の上、ご来館いただけますようお願いします。
 ・発熱や咳の症状がある場合や、体調がすぐれない場合は入館をご遠慮ください。
  (場合によっては、検温をさせていただくことがあります)
 ・展示室では、他の方と1m以上距離をとってご鑑賞ください。
 ・静かにご鑑賞ください。
 ・状況によっては、入館を制限させていただくことがございます。 
当館スタッフはマスクを着用して対応いたしますので、あらかじめ、ご了承ください。

備前肩衝茶入 山本陶秀

備前瓢型手鉢 金重陶陽

備前茶碗 藤原啓

展覧会概要

会場鎌倉・吉兆庵美術館
会期令和6年10月27日(日)~ 令和7年1月26日(日)
※状況によりましては会期が変更になる可能性もございます。
 ご来館の際はHPをご確認くださいますようお願い申し上げます。
休館日11月18日(月)、12月2日(月)、16日(月)、令和6年12月29日(日)~令和7年1月4日(土)、1月6日(月)、20日(月)
時間10:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料大人・高校生600円、小・中学生300円、65歳以上480円