工芸菓子について
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世代を超えて受け継ぐ、伝統の技と心
工芸菓子は製菓材料を使って日本の四季や花鳥風月を写実的に表現した鑑賞用のお菓子です。
その起源は江戸時代の大奥で愛された「献上菓子」ともいわれています。江戸時代から現代へ、年を経るごとに緻密で立体的に本物により近いものとなっていきました。
宗家 源吉兆庵では、工芸菓子職人が、和菓子の魅力「美」を感じていただける作品を日々制作しています。
吉兆庵美術館では、子供たちに和菓子への関心を深めていただきたいという想いから、夏休みに工芸菓子展を開催しています。
工芸菓子「彩華瑞鳥(さいかずいちょう)」
第27回全国菓子大博覧会・三重「名誉総裁賞」「感動大賞」受賞
工芸菓子ができるまで
工芸菓子ができるまでの工程をご紹介します。
工芸菓子の基本的な材料には、白あん、砂糖、米粉でできた「餡平(あんぺい)生地」、「雲平(うんぺい)生地」が用いられます。
赤、青、黄の食用の色粉(着色料)で色付けした生地は、様々な専用の道具を使って、繊細な加工がほどこされていきます。
たくさんの花びらや葉は、組み合わされて一輪の花へと形を変えます。
宗家 源吉兆庵の工芸菓子職人が制作した作品を紹介いたします。